今回は「余命10年 」を読みました。
【作品情報】
タイトル | 余命10年 |
著者 | 小坂 流加 |
出版社 | 文芸社 |
発売日 | 2017/5/15 |
ページ数(紙の本の長さ) | 304ページ |
「余命10年」とは
- 終始、涙腺ゆるみっぱなし。
- 生きている。という尊さを感じる。
- 実話?作者の実体験が反映されているのかもしれないと心打たれる。
- 作者は文庫本の編集直後、刊行を待つことなく38歳で逝去。
- 映画化もしている。
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こんな人におすすめ
- 人生について深く考えたい
- 心温まる物語を求めている
- 人とのつながりの大切さを感じたい
この本は、短い時間の中で何が大切かを考えさせてくれます。
余命10年を一生懸命に生きぬいた彼女の行動・言動が、心に響くはず。
「余命10年」の要約
「余命10年」の感想
涙よりせつないラブストーリー
涙よりせつないというキャッチフレーズなんですが、私はもうとにかくこの物語がせつなくて終始うるうるしながら、なんとか最後まで読み進めました。
一度読み切って、しばらくはもう一度本を開くの悲しくて無理。と思っていましたが何年かぶりにもう一度開きました。
時間がたって自分の立場や環境が変わってから読んでみるとまた違った思いが出てきます。
主人公の考え、行動、その1つ1つが凄いって思うけどでも同時にもどかしくも思います。
泣いたっていいし、ごめんなさいなんて謝らなくていいしもっともっとわがままでいいのに!
揺れる心
全てを読んでしまってから感想を書いているので結末もそこに至る過程ももう知ってしまっているんですが、、ほんと思い返すとしんどいです。
結末を変更してくれないかな…。とか思ってしまいます。
奇跡とか起こって幸せになってほしい。。
しかしどんなに願っても余命10年という現実は変わりません。
決断して行動してよくやりきっていったと思います。すごく一生懸命です。
自己嫌悪とか嫉妬とかも、ときには抱えながら。
私なら相手が苦しい思いをするとわかっていてもきっと甘えてしまうし、自分の幸せを望んでしまうと思います。
好きな人にはそばにいて欲しいと望んでしまいます。
命がもうすぐ終わってしまうとしたら
余命が10年だと言われたらどうするか。
誰もが、産まれたからにはいつか死ぬ。というのは絶対的に全員決まっていることですが、その瞬間がいつかを分かる人はいないですよね。
仮に10年と言われていてももっと生きているかもしれないし、逆にもっと短くて明日かもしれないし。
何が正解で何が間違っているとか、誰にも言えないですし
何をするにしても、成功しても失敗しても後悔って少なからず残るものかとは思います。
でもなるべく最後の瞬間には、、良かったな。って思えるように過ごしていきたいと思います。
「余命10年」のまとめ
【余命10年 】を読んで感じたことをまとめてきました。
人生の意味を問い直し、日々を大切に生きることの大切さを伝える作品です。
この本は、人生について深く考えたい方、心温まる物語を求める方にぜひおすすめしたいです。
読むことで、人生の価値を再認識し、大切な人とのつながりを大事にしたいと思うことでしょう。
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