【最後の医者シリーズ・二宮 敦人】はこんな人におすすめ!あらすじ・感想まとめ

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最後の医者シリーズを読んだ感想
れい

今回は「最後の医者シリーズ」を読みました。

【作品情報】

タイトル最後の医者は桜を見上げて君を想う
著者二宮 敦人
出版社TOブックス
発売日2016/11/1
ページ数(紙の本の長さ) 375ページ
タイトル最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)
著者二宮 敦人
出版社TOブックス
発売日2018/4/2
ページ数(紙の本の長さ)265 ページ
タイトル最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)
著者二宮 敦人
出版社TOブックス
発売日 2018/4/2
ページ数(紙の本の長さ)  237ページ

「最後の医者シリーズ」とは

  • 医療ドラマ系
  • 生き方・死に方を考えさせられる
  • 3冊全部、読んで欲しい

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「最後の医者シリーズ」はどんな人におすすめ?

こんな人におすすめ

  • 医療や倫理に興味がある
  • 人生の終わり方や死生観について考えたい
  • 感動的な物語を読みたい

医療と人生の意味に深く切り込んだ物語です。

人生の尊さと医療の意義を考えさせられます。

「最後の医者シリーズ」の読む順番

最後の医者シリーズの読む順番については下記の通りです。

このシリーズは順番通りに全部を読んで欲しい物語です。

2冊目の(上)まで読み終わって先が気になって3冊目(下)のあらすじを先に読んでしまったんですが、「うわー!そこがつながっていたのかー!!」と心の中で叫びました。

一気読み必須の展開です。

「最後の医者シリーズ」の要約

死を肯定する医者と生に賭ける医者、対立する二人の医者と患者の物語を描いています。

シリーズは、自分の余命を知った時、人がどのように振る舞うか、どのように生きるべきかに焦点を当てています。

  • 「最後の医者は桜を見上げて君を想う」
    あなたの余命は半年です―ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副医院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか?それぞれの生き様を通して描かれる、眩いほどの人生の光。息を呑む衝撃と感動の医療ドラマ誕生! 
  • 「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)」
    「流されるままに生きればいい」。小さな診療所を始めた医者・桐子は患者に余命を受け入れる道もあると言い切る。一方、かつての同僚・福原は大病院で閑職に追いやられてもなお、患者の「延命」を諦めない。別々の道を歩む二人が、ある難病の恋人同士を前に再会を果たす時、それぞれに壮絶な過去が呼び覚まされるのだった。残された日々を懸命に生きる患者と医者の葛藤と闘いを描き、大反響を呼んだ医療ドラマ。衝撃の新章へ!
  • 「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)」
    少年時代に入退院を繰り返し、ただ生きるだけの日々を過ごしていた桐子。だが、一人の末期癌患者との出会いが彼を変えた。奇しくも、その女性こそ幼き福原の母だった。彼女の命を賭けた願いとは?なぜ、人は絶望を前にしても諦めないのか?再び、二人が「ある医者」との闘病に挑む時、涙の真実が明らかになる。流転する時を越え、受け継がれる命が希望の未来を生む―読む者に生き方を問い直す、医療ドラマ第二弾。感動の完結編!

    (「BOOK」データベースより)

「最後の医者シリーズ」の感想

感想

生きること・そして死ぬことを考える

人生が残り少ないとしてどう生きたいのか、そしてどう死にたいのか。を強く問われるお話です。

物語には2人の医者がでてきます。

1人は、余命をはっきりと告げ残された時間を有意義に使おうと提案する医者。

1人は、奇跡を信じ治療で辛い時間を過ごすとしても生を諦めず延命を優先する医者。

正反対の考えを持つ2人の医者。

あなたならどうしますか。

自分の時間はあとわずか。受け入れて大切に生きるか。それとも苦しくても治療を続け最後まで戦いますか。

命が終わっていくと感じ、死が近くなってきていると感じ、それでも大切なもののために思いを貫く患者もいます。

入院したり、手術したり、薬を投与したり、辛くても完治の可能性のために時間を使う選択もあります。

自分のために周りの人たちのために、治療し続けないことで残りの時間が短くなったとしても

今できる精一杯の願いを叶えていく人たちがこの物語にはいます。

とある○○の死

本を開くと目次があります。

目次にあるタイトルで分かってしまうとおり、どんなに願っても命が終わってしまいます。

生きてて欲しいな。って毎回思うわけですが、ページをめくるごとに時間は嫌でも進んでしまい。

せめて、そうなってよかった。って思えるうようなお話ではありますが切なさは残ります。

どの考えが良いとか悪いとかはないと思います。

それぞれがどうしたいか。という考え方です。意思です。

死というのはだれしもにいつかは訪れる決定事項ですよね。

決まってはいるけどいつになるかは誰にもわからない。

ある日突然に終わりを告げられやり直す、取り戻す時間すらなくなる可能性があること。

できることはできるうちに行動しておいた方がいいですね。

いつか自分にも訪れる最後の日に悔いをなるべく残さないようにしていきたいです。

「最後の医者シリーズ」まとめ

最後の医者シリーズ】を読んで感じたことをまとめてきました。

延命治療のあり方や、死との向き合い方を深く考えさせられます。

医療の現場で起こる倫理的な問題、人間の尊厳について深く掘り下げた作品です。

人生の終わり方と生き方について深く考えさせられます。

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れい

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