今回は「異邦人」を読みました。
【作品情報】
タイトル | 異邦人(いりびと) |
著者 | 原田 マハ |
出版社 | PHP研究所 |
発売日 | 2015/2/24 |
ページ数(紙の本の長さ) | 377ページ |
「異邦人」とは
- 美術に疎くても楽しめる
- 舞台は京都
- ドラマ化もされている
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出典:楽天kobo
あらすじ
たかむら画廊の青年専務・篁一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長期逗留していた。妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗の画廊で、一毎の絵に心を奪われる。画廊の奥で、強い磁力を放つその絵を描いたのは、まだ無名の若き女性画家。深く、冷たい瞳を持つ彼女は、声を失くしていた―。京都の移ろう四季を背景に描かれる、若き画家の才能をめぐる人々の「業」。『楽園のカンヴァス』の著者、新境地の衝撃作。
(「BOOK」データベースより)
どんな話なのか読めない
読み始めてからどんどん印象が変わっていくお話でした。
どんな展開になっていくのかわからず、もしかして不倫とかしちゃうの…とか思ったりもしつつ。
登場人物に関しても、菜穂って最初はちょっと嫌な感じの女の人かも…と思っていてけれど話が進むごとに変化しました。
そもそも主人公って一輝という男の人なのかと思っていましたがそうではなく
妻の菜穂がメインのお話ということに気づきまして。
だんだんと一輝の方がダメ男なのでは?!とか思い、さらに菜穂のお母さんも癖が強かったりして、それぞれの身勝手さにイライラしちゃう方もいるかもしれません。
自分の感性を貫く
菜穂に絵はどんな風に見えているのだろう。
私は全く美術に詳しいわけでもないので、これキレイだなーとか、これなんか好き!とかそんな程度の感想しかでてきませんが
審美眼というのでしょうか。美術品を見て何かを感じ取れる人はどんな風に世界が見えているのか体験してみたいです。
誰に何を言われようと何を思われようと自分の感覚を曲げない。流されない。
自分を信じる強さ、行動力。
ラストへの怒涛の展開
後半、どんどん話が繋がっていきます。
いろんな事実が出てきて一気に繋がっていくんです。
もし最初ちょっと読み進めにくさを感じたとしても、ぜひ最後まで読んでみてほしいです。
まとめ
【異邦人】を読んで感じたことをまとめてきました。
こちらのお話は美術に詳しくなくても読みやすいです。
京都を舞台にそれぞれの思惑が交差していきます。
次の読書にいかがでしょうか?
ぜひ読んでみてくださいね。
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